「自宅での筋トレが続かない…」
「自分に筋トレは向いていないのかな…」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
そのお気持ち、とても分かります。
なぜなら、僕自身も自宅での筋トレに挫折した人間だからです。
自宅での筋トレが続かない人は、僕と同じで「自宅での筋トレが向かないタイプ」かもしれません。
この記事では、僕が自宅での筋トレに挫折した理由を紹介します。
実体験に基づいて、どのような人におすすめできないかを解説。
「自宅での筋トレが続かない」
「ついサボってしまう」
などとお悩みでしたら、ぜひ本記事をご一読ください。
この記事はこんな方におすすめ
- 自宅での筋トレが続かない
- 自宅での筋トレが自分に向いているか知りたい
- 何とか自宅での筋トレを続けるためのコツを教えてほしい
目次
体重増量のために自宅で筋トレを開始
高校時代は身長179cmに対して、体重55キロと僕は非常に痩せ型体質でした。
ガリガリの体型から抜け出したくて、体重増加のために自宅で筋トレを開始。
ネットで筋トレ方法を調べて、腕立て・腹筋・スクワットをメニューに組み込みます。
開始して1週間は毎日のようにやっていました。
しかし、その後は次第にやらない日が増えていきました。
その状態では当然、結果も出るわけがありません。
僕が自宅で筋トレを続けられなかったわけには、自宅だからこその罠がありました。
自宅で筋トレは「いつでもできる」ゆえに後回しにしてしまう
自宅での筋トレは、やろうと思えばいつでもできます。
全てのメニューをこなしても、30分かからない程度です。
1日の中で30分の時間を作ることは、それほど難しくはありません。
しかし、「いつでもできる」がゆえに「今じゃなくてもいいか」と後回しにしていました。
もっと言えば「面倒くさい」と思ってしまい、なかなか重い腰をあげられませんでした。
気がつけば1日の終わりになり、「明日、今日の分をまとめてやろう」と言い訳してサボります。
お察しの通り、次の日もサボってしまいます。
1日分すら面倒くさがっているのに、2日分をまとめてできるわけがありません。
ときどきはその日のうちに筋トレしますが、日に日に頻度は減っていきました。
素人目に見ても、こんな頻度のトレーニングで増量できるはずがないといったレベルです。
結果として、僕は自宅での筋トレを諦めます。
自宅で筋トレを止めてスポーツジムに通い始める
自宅での筋トレを諦めた僕は、スポーツジムに通い始めました。
自宅ではテレビや漫画などの誘惑が多く、筋トレだけに集中できる環境ではありませんでした。
筋トレに集中できる環境が必要と考えた僕は、スポーツジムに通い始めます。
スポーツジムに行けば、それこそトレーニングするしかありません。
ジムに行きさえすれば、自宅で筋トレのように後回しにすることもないでしょう。
「今度は続けられる!」と確信し、僕は意気揚々とジムに通い始めました。
しかし、スポーツジムでもまた挫折があったのです。
スポーツジム通いの挫折は下記の記事でお話しています!
自宅で筋トレをおすすめできない人の特徴3つ
自宅で筋トレに挫折してしまった僕の経験をもとに、自宅で筋トレがおすすめできない人の特徴を紹介します。
主に以下3つの特徴に当てはまる人には、自宅での筋トレはおすすめできません。
- 後回し癖のある人
- 短期間で効果を出したい人
- しっかり筋肉をつけたい人
順番に解説します。
後回し癖のある人
後回し癖のある人は、自宅での筋トレはおすすめできません。
自分への戒めとして言います。
自宅での筋トレはいつでもできてしまうため、簡単に後回しができてしまいます。
僕のように、後回し癖がある人だと継続が難しいでしょう。
スポーツジムの場合、行きさえすれば後回しにすることはありません。
言わずもがな、スポーツジムは筋トレをやらざるを得ない環境です。
また、お金を払っていることも通わなければいけない気持ちの後押しになりました。
短期間で効果を出したい人
短期間で効果を出したい人も、自宅での筋トレは避けたほうが良いでしょう。
自宅で自重トレーニングを中心に考えているなら、なおさらすぐに筋トレの効果を出すことは難しいです。
腕立てやスクワットなどの自重トレーニングより、ジムでマシンを使ったほうが遥かに効果的なトレーニングを実施できます。
「とにかく早く筋肉をつけたい」
「短期間で少しでも痩せたい」
と考えている人は、ジムでマシンを使ったトレーニングがおすすめです。
自宅に筋トレ器具を揃える方法もありますが、費用や器具を置くスペースが必要になるでしょう。
しっかり筋肉をつけたい人
しっかり筋肉をつけたい人も、自宅での筋トレよりもジム通いがおすすめです。
筋肉をつける上で大切なポイントに「漸進性過負荷の原則」があります。
簡単に言うと「筋肉を大きくするためには、負荷を上げていかなければいけない」との意味です。
手っ取り早く負荷を上げる方法は、マシンやバーベルなど器具の重さを上げること。
家で腕立てやスクワットをしているだけでは、上げられる負荷に限界があります。
筋肉を大きくしてたくましい体を目指す人は、ジムで高い負荷にチャレンジすべきです。
もちろん自宅に十分なトレーニング器具を用意できる人は、その限りではありません。
自宅で筋トレがおすすめな人もいる
自宅で筋トレがおすすめではない人がいる一方、おすすめな人もいます。
おすすめできる人の特徴は、下記をご覧ください。
- やるべきことにすぐに取り掛かれる人
- 手軽に筋トレを始めたい人
- 運動習慣としてトレーニングをしたい人
自宅での筋トレは、すぐにトレーニングできることが最大のメリットです。
だからこそ、自分を律して取り組める人や手軽にトレーニングを始めたい人にはおすすめです。
また、筋肉をつけることよりも、運動習慣としてトレーニングしたい人にもうってつけでしょう。
自宅での筋トレでも十分運動はできますし、余計な費用もかかりません。
最初は自宅で筋トレを始めてから、ジムに通うのも1つの手です。
自宅で筋トレを続けるためのコツ3つ
ここまでの説明で、自宅での筋トレに向く人・向かない人のタイプが分かりました。
しかし、人によっては向かないタイプであっても、何とか自宅で続けたいと思うかもしれません。
そこで最後に、自宅での筋トレを続けるためのコツを3つ紹介します。
- 筋トレをおこなう時間を設定する
- 最初はトレーニングメニューを少なくする
- 自宅で使える筋トレ器具を用意する
僕の挫折経験をもとに、具体的なコツを解説していきます。
筋トレをおこなう時間を設定する
自宅での筋トレを継続する1つ目のコツは、「筋トレをおこなう時間を設定する」ことです。
シンプルですが、自宅での筋トレを続ける上で効果的な対策と言えるでしょう。
自宅での筋トレは、いつでもできるがゆえに後回しにしてしまいがちです。
だからこそ、筋トレをおこなう時間を決めておけば、いつやろうかとウダウダ悩まずに済みます。
ただし、時間を設定する上でポイントが2つあります。
- 1回あたりのトレーニング時間の把握
- トレーニング時間を確保できる時間帯の確認
まず、1回あたりのトレーニング時間を把握しましょう。
そもそも、「どれくらいトレーニングに時間を要するのか」が分からなければ時間設定のしようがありません。
トレーニング時間が把握できたら、次にその時間を確保できる時間帯を確認してください。
忙しい人であっても、多少なりとも1日の内にトレーニングする時間はあるはずです。
とはいえ、極端な例で「10分しか時間が取れない!」なんて人もいるかもしれません。
それであれば逆のアプローチで、確保できる時間帯から筋トレの時間を設定しましょう。
10分しか時間を確保できないなら、10分で終わるようにトレーニングメニューを調整すれば良いだけです。
最初はトレーニングメニューを少なくする
2つ目のコツは「最初はトレーニングメニューを少なくする」ことです。
自宅での筋トレを後回しにしてしまう理由の1つに、シンプルに面倒くさいことが挙げられます。
頑張って鍛えようとたくさんのトレーニングメニューを盛り込んだ結果、始める前から面倒に感じてしまうのはあるあるです。
ですので、筋トレを始めたばかりの頃は、できる限りトレーニングメニューを少なくしましょう。
個人的には、毎日「腕立て伏せ10回×1セット」だけでも良いと考えています。
最初は、とにかく継続することを最優先にしてください。
筋トレが習慣になって、余裕ができてからメニューを増やしても遅くはありません。
最悪なのはスタートダッシュだけ良くて、最初の数回で筋トレを止めてしまうことです。
また、忙しい日や時間を確保できなかった日は、メニューを減らすのも1つの手です。
もちろん、毎日決まったメニューで取り組んだほうがルーティン化しやすいでしょう。
しかし、誰かにルールで縛られているわけではありません。
毎日続けることを第一に、状況に応じて柔軟にメニューを変更しましょう。
自宅で使える筋トレ器具を用意する
自宅での筋トレを継続する3つ目のコツは、「自宅で使える筋トレ器具を用意する」ことです。
自宅での筋トレは、腕立て伏せやスクワットなどの自重トレーニングをイメージされる人も多いでしょう。
自重での筋トレよりも、個人的にはダンベルなどの筋トレ器具を用いるべきです。
ジムに通わず、自宅での筋トレを長く続けていきたいと思っているならなおさらです。
筋トレ器具の中でも、ダンベルなどの重量を上げていける器具をおすすめします。
おすすめする理由は、次の2つです。
- 効果的なトレーニングを行える
- 筋トレの効果が見えやすい
ダンベルやアブローラー(腹筋ローラー)といった筋トレ器具を使えば、自重よりも効果的な筋トレを実施できます。
そもそも筋肉を向上するためには、負荷を上げ続けなければいけません。
自重トレーニングでも、回数を増やしたりトレーニングフォームを変えたりと負荷を上げることは可能です。
しかし、中長期的にはいずれ限界がきます。
だからこそ、最終的にはダンベルなどの器具を用いて「単純に重さを上げる」必要があるわけです。
また、持てる重量が上がっていくことは、筋力の成長を可視化できます。
僕自身の感覚としても、「腕立て伏せを何回できたか?」よりも「何キロのダンベルを上げられたか」のほうが成長を実感していました。
このように、ダンベルなどの筋トレ器具を購入することは、自宅での筋トレ効果を高める上で必須と言っても過言ではありません。
自宅での筋トレを継続したい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
>自宅での筋トレにおすすめのダンベルはこちらまとめ
ここまで、僕が自宅での筋トレに挫折してきたわけをお話しました。
手軽にできる分、僕はついつい後回しにしてしまっていました。
結果として、自宅での筋トレは継続できずに挫折します。
このままでは行けないと思い、今度はスポーツジムに通い始めます。
しかし、スポーツジムでも新たな挫折を経験するのでした…。
僕がスポーツジムで経験した挫折はこちらから!