「ガリガリな体型のせいで、ジムに行きにくい…」
「人に笑われそうで、ジムに行きたくても行けない…」
などとお悩みではないでしょうか。
ガリガリな体型が嫌で、ジムに行って体を大きくしたいと思っている人は少なくないでしょう。
僕自身もそうでした。
とはいえ、「ガリガリな自分が行ったら馬鹿にされるのでは?」と不安を抱き、一歩踏み出せないこともしばしば。
この記事では、ガリガリだった僕の経験に基づいて、ジムへの苦手意識を克服する方法を3つ紹介します。
恥ずかしい気持ちを抱きつつも、僕がどのようにしてジムに通えるようになったのか。
同じようにガリガリな体型でお悩みの人は、ぜひ本記事をご一読ください。
この記事はこんな人におすすめ
- ガリガリなせいでジムに行きにくいと感じている
- ガリガリでもジムに通えるようになる方法が知りたい
- 同じようにガリガリな体型で悩んでいる人の経験談を知りたい
目次
ガリガリな体型にコンプレックス|一番痩せていた高校時代
僕は、ガリガリな体型に強いコンプレックスを持っていました。
現在の僕は、身長179cmで体重は67キロです。
今でも細いほうではあるのですが、高校自体はもっと痩せ細っていました。
当時の僕は、身長179cmに対して体重は55キロです。
この数値だけでどのような体型であったかは、想像に難くないでしょう。
人前で服を脱ぐのが恥ずかしかったですし、常日頃たくましい体に憧れを抱いていました。
しかし、たくましい体への憧れは抱きつつも、ガリガリな体型から脱却することは困難を極めました。
ガリガリ体型から抜け出せない理由が、次で紹介する「ガリガリ体型の悩み」につながります。
ガリガリ体型の悩み|太りたくても太れない
ガリガリ体型の一番の悩みは、太りたくても太れないことです。
ガリガリな体に悩んでいる人のほとんどは、同じ悩みをお持ちではないでしょうか。
自分なりに、頑張ってご飯の量を増やしても太らない。
家で筋トレをやってみたものの、体重に変化なし。
ご飯の量を増やしているときは、一時期的に体重が増えたこともありました。
しかし、あくまでも一時期的です。
少し経過するとすぐに戻ってしまったり、ちょっとご飯の量を減らしただけで体重が落ちてしまったりと、維持するだけでも大変でした。
ガリガリな人は元が痩せ型体質なのか、1キロ増やすだけでもとても苦労します。
「太りたくても太れない」は自慢と思われる
ガリガリな体型の悩みにつながるところで、「太りたくても太れない」は自慢と思われることです。
人と体重や体型の話になったときに、「太りたくても太れない」と発言すると必ず言われる言葉があります。
「太れないなんて羨ましいなー」
「こっちの体重を分けてあげたい」
ガリガリで悩んでいる人は、きっと共感していただけるかと思います。
「太れなくて羨ましい」は、本当によく言われます。
太れなくて本当に悩んでいるのに、まるで自慢かのように捉えられてしまうんですね。
痩せられない発言は広く受け入れられているのに、太れない発言は市民権が与えられていない雰囲気を感じています。
そのうち、僕は人前で太れないことやガリガリな体で悩んでいることを話さなくなりました。
そうしてガリガリな体型にコンプレックスを抱いたまま、僕は高校時代を過ごします。
ですが、ガリガリな体型である問題はまだ解決していません。
大学生になってから、ガリガリ体型を脱却するための情報をインターネットで検索します。
太れないことを人に相談しなくなっていたので、頼れるのはインターネットだけです。
さまざまな情報を集める中で、僕はジムへ通うことを検討し始めました。
ジムに通いたいけど人の視線が気になる|ガリガリ体型がジムに行きにくい理由2つ
ガリガリ体型に悩んでいた僕は、ジムへ通うことを決めました。
それまでの経験から、家で筋トレしているだけでは負荷が足りないと感じたからです。
食事量は増やしつつも、もっと負荷の高いトレーニングをしていくべきだと。
加えて、自宅での筋トレはいつでもできるがゆえに、ついサボってしまうこともありました。
(僕が自宅で筋トレに挫折した記事はこちら)
とはいえ、ガリガリな体型であった自分は「ジムに行きにくい」と感じていました。
ジムに行きにくいと感じていた理由は、主に2つあります。
- ガリガリな体を見られるのが恥ずかしい
- ガリガリな体型でトレーニングしていることを笑われないか
それぞれ説明していきます。
ガリガリな体を見られるのが恥ずかしい
ジムに行きにくいと感じる1つ目の理由は、「ガリガリな体を見られるのが恥ずかしい」からです。
ジムに行ったことがなかった僕は、「筋骨隆々の人ばかりいるのではないか」と想像していました。
たくましい肉体を持った人たちの中に、ガリガリな自分が行ったら笑われるのではないかと。
要するに、人の視線が気になっていたわけです。
ガリガリな体型を見られることの恥ずかしさから、ジムへ行きにくいと感じていました。
ガリガリな体型でトレーニングしていることを笑われないか
ジムに行きにくいと感じる2つ目の理由は「ガリガリな体型でトレーニングしていることを笑われないか」です。
ただでさえガリガリな体型の自分が、必死にトレーニングしているところを馬鹿にされないか不安に思っていました。
今思えば、あまりにも卑屈な考えだったかもしれません。
しかし、当時は自分の体型へのコンプレックスから、自信を持つことなど到底できませんでした。
「ジムに通いたいけど、笑われるのは嫌だ」
前にも後ろにも、進めなくなっていたわけです。
ガリガリ体型がジムに通ったら笑われる?|笑われないと言える理由3つ
「ジムに行きにくい」と感じていた僕ですが、どのように苦手意識を克服したのでしょうか。
克服した方法を紹介する前に、そもそもジムに通ったら周りの人に笑われるのかをお話します。
結論から言うと、全く笑われません。
笑われないと言える理由は、主に以下の3つです。
- 年齢・性別・体型など多種多様な人がいる
- 利用者はそれぞれ自分のトレーニングに集中している
- たくましい体でも元々はガリガリだった人もいる
実際にジムに行くと分かるのですが、ジムにいる人のタイプは多種多様です。
見るからに鍛え上げている人もいれば、軽い運動目的で訪れている年配の方もいます。
もちろん、太っている人や痩せている人もたくさんいます。
ですので、ガリガリな体型の人が1人いても何も違和感はないわけです。
そもそも各自が自分のトレーニングに集中しているので、他人を気にしている人はほとんどいません。
僕自身もジムに習慣的に通うようになりましたが、他の利用者さんを注視することはまずありません。
仮に自分のことを見てくる人がいたら、それは単に自分が使っているマシンを使いたいだけです。
また、たくましい体の人も「元々はガリガリ体型だった」人は多くいます。
元ガリガリ体型の人からすれば、他のガリガリ体型の人を応援こそすれ、馬鹿にすることはありません。
つまり、ガリガリな体の人がジムに通っても、人に笑われることはないわけです。
ガリガリ体型がジムへの苦手意識を克服した方法3つ
ガリガリ体型の人がジムに通っても、笑われることはありません。
そうは言っても、結局は自分が一歩踏み出す勇気を持てるかどうかです。
そこで、僕がジムへの苦手意識を克服した方法を3つ紹介します。
- まずは家で鍛える
- 友達と一緒にジムに通う(体験入会する)
- ジムに通う日と時間を決めて習慣化する
1つずつ見ていきましょう。
まずは家で鍛える
苦手意識を克服した1つ目の方法は、「まずは家で鍛える」ことです。
僕は最初、家で筋トレをしました。
高校時代にも軽く筋トレしたことはありましたが、長続きしませんでした。
大学生になって初めてジムに通おうと思ったときに、あらためて自宅で筋トレを始めます。
ジムに通うにはあまりに貧相な体だと思った僕は、まずは自宅で筋トレを開始したわけです。
ただ、自宅で筋トレは僕に合わなかったので、結局は短い期間で終了します。
しかし、多少なりとも「筋トレをした事実」と「筋トレに関する知識」を得られました。
そのおかげで、ジムに通うハードルを自分の中で少し下げることができました。
友達と一緒にジムに通う(体験入会する)
2つ目の苦手意識の克服方法は、「友達と一緒にジムに通う」ことです。
自宅で筋トレをおこなったことで、僕はジムに通う気持ちが高まりました。
しかし、1人でいきなり通うのは不安も大きく、一緒に通える友達を探しました。
幸い、同じようにジムに行ってみたいと考えていた友達が見つかったので、一緒に公営ジムに通います。
(公営ジムについては、こちらの記事で解説)
人と一緒だとジムに行きやすいですし、ジム内でも周りの視線が気になりません。
家族や友人でジムに通いたい人がいれば、ぜひ声をかけてみてください。
ただ、周りにジムに通いたいと思っている人がいない場合もあるでしょう。
そのときは、フィットネスジムの体験トレーニングを利用してみてください。
ジム内の雰囲気を確認できますので、自分が想像している以上に色々なタイプの人がいると分かります。
鍛え上げている人ばかりでないと分かれば、ジムに通う勇気が湧いてくるはずです。
ジム初心者の「恥ずかしいと感じる気持ち」については以下の記事で解説
ジムに通う日と時間を決めて習慣化する
ジムへの苦手意識を克服する3つ目の方法は、「ジムに通う日と時間を決めて習慣化する」ことです。
結局のところ、習慣化して通い続けるのが一番の方法です。
いくら事前に家で鍛えたり、友達と通ったりしても、最終的には自分の意志で通い続けなければいけません。
どこかのタイミングで、勇気を出してジムに通わなければいけないわけです。
周囲の視線も自分が感じる恥ずかしさも、慣れの問題で解決するだろうと僕は感じました。
そこで僕は、慣れるために「ジムに通う日と時間」を決めました。
当時は最低週2回、多ければ週3回を目標とし、月水土をジム通いの日に設定。
通う時間も決めて、習慣化していきました。
事実、ジムに通い続けていたら慣れていきました。
ジムに行きにくいと感じるなら、行きにくいと感じなくなるまで通い続ける。
矛盾しているようですが、これが一番の克服方法だと思います。
そのためには、できる限り自分の意志に頼らず、機械的に通える仕組みを作るのがおすすめです。
まとめ|ガリガリな体型だからこそジムに行くべき!
ここまで、ガリガリな人がジムに行きにくい気持ちについて解説してきました。
僕自身も同じ経験があるので、気持ちはとてもよく分かります。
ですが、ガリガリな体型だからこそジムに行くべきです。
ガリガリな体型を脱却するためには、適切な食事とトレーニングが欠かせません。
筋トレを習慣化する上でも、ジム通いはとてもおすすめです。
「ガリガリな体でジムに行きにくい…」と感じている人にとって、本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
ジムの選び方については下記の記事で解説!