「筋トレが継続できない…」
「筋トレを続けるためのモチベーションが欲しい…」
このようにお悩みではないでしょうか。
健康やダイエット、ボディメイクなどさまざまな理由から筋トレを始める人はいます。
しかし、筋トレを始めたものの、すぐに挫折してしまった人も少なくありません。
もしあなたが筋トレを継続したいと思っているなら、ぜひ周囲の人に筋トレしていることを伝えてください。
この記事では、筋トレ継続方法として周囲の人に「筋トレしていることを伝える」メリットを解説します。
どのようなメリットがあるのかはもちろん、注意点もあわせて紹介。
筋トレがなかなか継続できないとお悩みの方は、ぜひ本記事をご覧ください。
この記事はこんな方におすすめ
- 筋トレの継続方法が知りたい
- 筋トレしていることを周りに言うべきか悩んでいる
- 筋トレしていることを周りに伝える上で注意点を教えてほしい
目次
筋トレを継続したいなら周りに言おう
結論から言いますと、筋トレを継続したい人は「周りの家族や友人」に筋トレしていることを言いましょう。
痩せ型体質だった僕は、1キロすらも増量することに苦労していました。
そんな僕が5キロの増量に成功した背景には、筋トレを継続できたことが大きいです。
最初は自宅で筋トレをしてみたものの、後回しにすようになって挫折。
次にスポーツジムに通い始めましたが、通うのが面倒になって挫折。
このままではいけないと思い、継続するための方法を試行錯誤しました。
そこで考えたのが「周囲に筋トレしていると伝えること」であり、以来約2年ほど筋トレを継続できています。
詳細は後述しますが、周りに伝えることで「モチベーションの維持や管理」につながります。
筋トレしていることを周りに言ったらバカにされる?
人によっては「筋トレしていることを周りに言ったら、バカにされる?」と不安を抱くかもしれません。
「そんな無駄なことをしてどうするのか」と言われるのではないか、心配になりますよね。
結論から言うと、バカにされるかどうかは人によります。
バカにしてくる人もいますが、そうでない人もいます。
僕は幸い、周囲に筋トレしていることを言ってもバカにしてくる人はいませんでした。
ただ、バカにしてくる人がいても、僕は原動力にしていたと思います。
バカにされた悔しさをバネに「必ず体を鍛えて見返す!」と。
もちろん「バカにされてまで周りに言いたくない」と考える人もいるでしょう。
ですが、周囲の人に伝えることには、次に紹介する2つのメリットがあります。
周りに筋トレしていることを伝える2つのメリット
周りに筋トレしていると伝えることには、次の2つのメリットがあります。
- 周りに宣言することで逃げ道をなくす
- 周りから褒めてもらいやすくなる
僕の実体験をもとに、順番に解説していきます!
周りに宣言することで逃げ道をなくす
周りに宣言することで、自分の逃げ道をなくせるメリットがあります。
人は弱い生き物なので、すぐにやらなくて良い理由を探してしまいます。
僕自身がそうでした。
「今日は疲れてるから」とか「少し調子が良くないかも」など、適当な理由をつけてトレーニングをサボっていました。
サボったところで、筋トレしていることを知っているのは自分だけです。
多少の自己嫌悪はあるものの、甘えが出てしまうわけです。
しかし、周囲に筋トレしていることを伝えると、知っているのは自分だけではありません。
「宣言したくせにやっていない」と思われたくなくて、継続しようとする意識が働きます。
後から知ったのですが、目標達成のために周囲に宣言することを「パブリックコミットメント」と呼ぶそうです。
実際、周囲に宣言したことで感じるプレッシャーは相当です。
さらには目標を言語化することで、より目標達成へのモチベーションも高まります。
自分への甘えをなくし、トレーニングへのやる気を出すためにも、周囲への宣言は非常に効果的です。
周りから褒めてもらいやすくなる
周囲に宣言する2つ目のメリットが「周りから褒めてもらいやすくなる」ことです。
人から褒めてもらったり、変化を感じたりするとやる気が増すものです。
僕が最初筋トレに挫折してしまった理由の1つは、すぐには変化が出ないことがありました。
そんなすぐに結果が出るものでないと分かっていても、前進が感じられないと継続への意欲を保つことが難しかったです。
ところが周りに筋トレしていると伝えると、
「確かに体つきが大きくなった気がする」
「前よりも筋肉ついてきてるね」
と褒めてもらうことが多くなりました。
おそらく僕が筋トレしていると伝えたことで、意識的に変化を感じ取ってくれたのだと思います。
※巷で言われるカラーバス効果でしょう。
人に褒めてもらうと変化していることを感じられるため、筋トレ継続の意欲につながります。
ですので周りに宣言することで、自分の変化を感じられるよう意識してもらうことが大切です。
【注意】筋トレすると宣言しただけで満足しない
注意したいのは「宣言しただけで満足しない」ことです。
目標を周囲に伝えるのは、個人の経験からも非常に効果的なのです。
一方で、宣言しただけで満足してしまう危険もあります。
たとえば「ダイエットする!」とか「資格の勉強を始める!」と大きな目標だけ掲げるのは避けましょう。
宣言しただけで、まるで目標に対して行動しているかのような満足感で終わってしまうからです。
ポイントは、具体的な期限と数値目標です。
僕の場合は「3ヶ月」の期限と、「5キロ」の数値目標を掲げました。
そのおかげか宣言しただけで満足せずに、目標達成に向けてトレーニングを継続できたわけです。
周囲に目標を伝えるときは「ざっくり目標」ではなく、「期限と数値の具体的な目標」を宣言してみてください。
適切な目標を設定しよう|無茶な目標はかえってやる気が低下する
「期限と数値の具体的な目標を宣言しよう」と言いましたが、無茶な目標設定は避けましょう。
到底達成できないような目標では、かえってやる気が低下する原因になりかねません。
たとえば、「1ヶ月で20キロ減量」や「1週間で10キロ増量」など短期間で大幅な体重増減が挙げられます。
もちろん不可能ではないかもしれませんが、短期間で20キロの減量が現実的でないことは感覚的にわかるでしょう。
上記は極端な例ですが、「具体的な目標数値」に対して「必要な期間」がずれていると無茶な目標になってしまうわけです。
その結果、心のどこかで「どうせやっても無理だろう」と諦めが生まれやすくなるでしょう。
僕の経験から言えば、モチベーションの維持には「ちゃんと頑張れば達成できる!」との確信が必要です。
そのためにも、自分の現状に基づいて現実的な目標を設定しましょう。
毎日鏡を見るのもおすすめ
トレーニング継続方法として、毎日鏡を見るのもおすすめです。
毎日鏡を見ることで、自分の体の変化を感じ取れるからです。
少しずつでも筋肉がついてきたり、体が大きくなってきたりすると、筋トレの継続意欲につながります。
反対に「毎日見ていたら変化を感じ取れない」人もいるでしょう。
その場合は、1週間に1回するなど確認のタイミングを変えてみてください。
大切なのは、トレーニングによる体の変化を感じ取ることです。
変化と前進が継続のモチベーションにつながります。
はっきりと効果が出るのは2ヶ月〜3ヶ月
補足ですが、筋トレの効果がはっきり出るのは「2ヶ月〜3ヶ月」と一般的には言われています。
僕は日々鏡を見る中で、わずかでも体の変化を見つけて喜んでいました。
もしかすると、勘違いの可能性もあったかもしれません。
それでも僕は、自分なりに変化を見出してモチベーションの糧にしていたわけです。
ですので、もし毎日鏡を見て変化を感じられなかったとしても、がっかりしないでください。
冒頭で説明した通り、筋トレによる変化を感じられるのに2ヶ月〜3ヶ月はかかります。
筋トレのモチベーション維持方法はさまざまです。
モチベーション維持のための方法が、モチベーションを下げる原因になってはいけません。
自分なりに変化を感じやすいよう工夫し、モチベーションを維持していきましょう。
まとめ
ここまで、5キロ増量した僕の「筋トレ継続方法」を紹介しました。
- 周囲に宣言することで自分にプレッシャーをかけられる
- 周りも意識してくれるので、褒めてもらいやすくなる
- 宣言しだだけで満足しないよう、期限と数値が入った具体的な目標を伝える
トレーニングは1日や2日やっただけでは効果は出ません。
痩せ型の人が増量しようと思ったら、日々のトレーニングの積み重ねが大切です。
この記事が、あなたの筋トレ継続の参考になりましたら幸いです。